家庭でできる簡単地震対策~自宅ですぐに取り掛かれる!
目次
できていますか?家庭で災害への備え
何の予告もなく、突然やってくる大地震。阪神淡路大震災や熊本地震では、亡くなった方、大けがをされた方の多くが倒れた家具や家屋の下敷きになったことが原因でした。
特に熊本地震では、前震、本震と合わせて2度も最大震度7を記録し、家屋や家電の倒壊など、大変な被害をもたらしました。
時すでに遅しとならないためにも、今一度、ご家庭でできる地震に対する備えを見直してみませんか?手軽にできる簡単な方法をお伝えしていきます。
家具の固定
まず家庭でできることと言えば思いつくのが、本棚や食器棚など、大型の家具の固定。
おそらくすでに取り入れているご家庭も多いと思います。こちらでも改めてご紹介していきます。
突っ張り棒
地震対策のための家具固定道具として、恐らく知名度は1番高いでしょう。
手軽に取り入れられる上に価格もお手頃で、文字通り天井に突っ張るだけなので、賃貸住宅でも安心して取り入れられます。
L字金具
壁に穴をあけ、壁と家具を、ねじやボルトで固定するタイプの器具です。
ホームセンターなどで数百円程度で購入でき、突っ張り棒よりはこちらの方が確実性は高いですが、賃貸住宅には使用できないのがデメリットです。
耐震ジェルマット
家具の下に敷いて固定するタイプの粘着性のマットで、主にテレビや電子レンジなど、重さがあるものの突っ張り棒が使えない場合に有効です。
特にテレビや電子レンジは大地震が来ると、揺れで「倒れる」ではなく「飛んでくる」と言います。
そうなればもはや凶器になります。棚そのものを固定すれば大丈夫と安心しがちですが、こうした重さがあるものは、しっかりと固定しましょう。
その他の備え
浴槽に水を張っておく
大地震が来た時には、断水してしまうのも広く知られています。
日頃からお風呂に水を張っておくと、断水した時にトイレの水を流すなどに使用できます。
ただし、1つ注意して頂きたいのが、下水道が傷ついていないかを確認してから水を流してください。
地震があると、下水道に亀裂が入っている可能性が高いからです。
特に集合住宅では、下の階に水漏れを発生させてしまいます。
地震保険では、第三者に与えた損害は基本的に保証されません。
実費で損害賠償をしなければならなくなるので、くれぐれもお気を付けください。
枕元に備えをしておく
深夜早朝などの就寝時に、地震が来た場合は特に危険です。
阪神淡路大震災では、早朝に起こったこともあり、逃げ遅れた人達が続出しました。手の届く範囲に以下の三点を備えておくのが安心です。
1. ヘルメット
2. 懐中電灯
3. スリッパ(すぐにはける靴)
家族で話し合いをしておく
地震が発生するのは、家族がそろっている時とは限りません。
緊急時の集合場所や、連絡方法などを各家庭でしっかりと決めておき、動き方をシミュレーションしておくのが大切です。
人間誰しも、普段やらないことを急にやるのは不可能です。
連絡手段は、なるべく電話は使わないようにしましょう。
経験がある方は多いと思いますが、災害時には回線がパンクし、電話が繋がりくくなります。
LINEなどのアプリでのやり取りがおすすめです。
自治体のSNSをチェックしておく
大地震など災害が起こると、SNS上に様々な情報が飛び交います。
役立つ反面、悲しいことに間違った情報が拡散されてしまうことも多々あります。
見分けるコツの一つとしては、自治体公式のアカウントを前もってチェックしておくことです。
地震対策には制震装置「αダンパーExⅡ」の導入を
ここまでご家庭でできる地震対策をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
南海トラフ地震や首都直下型地震など巨大地震がいつくるか……と騒がれていますが、いつやってくるかは誰にも分かりません。
耐震補強は国の義務になっていますが、耐震補強のみでは心もとないのが現状です。
ここで私たち地震対策本部.comが提案しているのが、制震装置「αダンパーExⅡ」です。
簡単に言うと、地震や台風など、外からかかる強い力に対して働き、地震の力をダンパーが逃がすという仕組みです。
自分と家族の命、財産を守るためにも、耐震補強+制震装置「αダンパーExⅡ」で、マイホームを基礎から補強しましょう。
少しでも興味のある方、お気軽にお問い合わせください。