木造住宅に制震をプラス!耐震のひとつ上の安心
目次
日本の住宅、建物はほとんどが木造
木造住宅は、その名の通り、木材を構造体(こうぞうたい)に用いて造ります。
要は「木を使って造られた家」という考えで大丈夫です。
ここ日本では木造住宅が主流となっており、その割合は実に※8割から9割を占めています。
※「平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果」総務省統計局
自然素材ということもあり木々の香りや視覚で癒し効果のある、あたたかな空間の家づくりが可能です。
気になるコスト面に関しても、木材を使用しているため、基礎工事にあまり手間がかからずコストを抑えることができます。
木造住宅の建築工法は大きく分けて2種類
木造住宅の建築に使われる代表的な工法として、在来工法(木造軸組工法)と2×4(ツーバイフォー)工法(木造枠組壁工法)の2種類に分けられます。
在来工法とは
木製の柱を組み合わせ、柱や梁(はり)といった軸組(線材)で支える工法です。
現在の日本の木造住宅で最もポピュラーな方法と言われています。
メリットは木材を組み合わせて作るため設計の自由度が高く、増改築やリフォームに対応しやすいことが挙げられます。
一方デメリットはほぼ1から組み立てを行うため、必然的に工期が長くなりやすいこと(およそ5~7ヶ月)が挙げられます。
2×4工法とは
北米から伝わってきた建築工法で、2インチと4インチの規格化された木材を使うことから2×4工法と呼ばれるようになりました。
メリットは既製サイズの木材を組み、板を合わせるという単純な工法であるため、品質にばらつきが出にくく、工期が在来工法に比べ短く済む(約4ヶ月)ことが挙げられます。
一方デメリットはまだ日本で歴史が浅く、取り扱っている施工会社が少ないため、施工会社の選択肢が少ないことが挙げられます。
木造住宅の耐震性は?
木造住宅は耐震性が心配、という方もいらっしゃるのではないかと思います。
しかしこの地震大国日本で、長い事木造建築が愛されているのですから、心配はありません。
木は軽くて丈夫で、鉄とちがい柔軟性もあるので、実は地震などの揺れには強いのです。
その証拠に、日本に太古の昔からある神社、仏閣はすべて木造です。
定期的なメンテナンスが必要ですが、木造建築がいかに丈夫かお分かりかと思います。
耐震で倒壊防止は当たり前
大地震が頻発している近年、建築基準法の改正もあり、多くの施工会社で住宅の耐震化に力を入れています。
現在の建築基準法における耐震の定義は、数百年に一度発生する地震(震度6程度)で建物が倒壊せず人命と財産を守ることを基準としています。
つまり、大地震後に襲ってくる余震に関しては、想定されていないのです。
耐震に制震をプラスする必要性
大地震には、本震のあとに続く余震がほぼ100%の確率で襲って来ます。
2016年に起きた熊本地震は震度7の本震が起きた2日後に、同じ震度7クラスの余震が発生しました。
耐震等級3の新耐震基準を満たした建物が倒壊してしまうという被害が多く確認されました。
震度7クラスの大地震2回には、耐震工法のみでは耐えられなかったのです。
そこで私達地震対策本部.comが提案するのが制震ダンパー「αダンパーExⅡ」です。
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制震装置を導入することにより、建物の揺れをしっかり抑え、ダメージを減らし建物を守ります。
制震装置の中でも弊社地震対策本部.comの「αダンパーExⅡ」は、大地震だけでなく小さな揺れからも効率よく働き、そのたびに揺れを吸収します。
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