日本で起きた3つの大地震がもたらしたものは?今後の対策を考える
3つの大きな地震がもたらしたこと
日本は昔から言わずとしれた地震大国です。
小さい規模の地震はほぼ毎日どこかで発生しています。
しかし、やはり気になるのが、いつか起こると言われている巨大地震です。
過去の事例でいうと、南海トラフ地震や首都直下型地震が最たるものです。
日本政府は随時被害想定や対策を出し、見なおしも行っていますが、やはり自然が相手なので想定通りにはなりません。
このページでは過去に起こった3つの大地震を振り返り、対策を考えていきます。
阪神淡路大震災
1995年1月17日に起こった淡路島北部が震源地であり、最大震度7を記録した直下型の地震です。
亡くなった方の7割が地震により倒壊した建物や家具の下敷きになってしまったことでした。
早朝に起こったこともあり多くの方が就寝中だったため、スムーズな避難ができず、被害が拡大した原因のひとつでした。
この阪神淡路大震災をきっかけに国の建築基準法が見直され、住宅の耐震化が義務付けられることになり、耐震に対する考えが大きく変わりました。
東日本大震災
2011年3月11日に起こった三陸沖が震源地であり、こちらも最大震度7を記録した戦後最大ともいわれている巨大地震です。
住宅の耐震化が進んでいたため、阪神淡路大震災のような建物が倒壊する被害は多くありませんでした。
しかし、地震後に襲ってきた大きな津波に飲込まれて多くの方が亡くなりました。避難所でさえ飲み込むほどの大きな津波でした。
東日本大震災で亡くなった方の死因はおよそ9割が溺死でした。
また、震源地から遠い千葉埼玉などの内陸部でも、液状化現象(※)による住宅の傾き、道路の破損などの被害が多発しました。
※液状化現象とは、地震が発生した際に地盤が液体状になる現象のことです。
熊本地震
2016年4月14日、熊本県熊本地方を震源地とする巨大地震です。
この地震は今までの地震とは違い最大震度7相当の前震が襲い、その2日後に再び最大震度7相当の本震がやってきました。
わずか2日の間に震度7の揺れが2度も発生し、このことは誰も想定していませんでした。
そのため、新耐震基準、耐震等級3で建てられ安心とされていた建物も次々と倒壊してしまいました。
また、倒壊まではしなかったものの一部の病院や学校に建物の損壊が確認され、一時期使用ができなくなりました。
自然災害は想定外のことばかりです
日本は数え切れないほどの地震に見舞われています。
どれだけ政府や自治体が対策をしても、自分の身はしっかりと自分で守るしかありません。
特に熊本地震では耐震等級3で建てられた建物でも被害は相当なものでした。
本震のあとも震度6の強い余震が何度も襲い、揺れが収まったから安心だろうと自宅に戻った多くの方が建物の倒壊や破損に巻き込まれ、亡くなる方やけがをする方が多発しました。
このことを受け、耐震補強だけでなくプラスの対策を考える必要性が出てきました。
上記3つの地震以外でも災害で被災した方は、大半の方が日ごろからきちんと対策しておくことがいかに大切か、身をもって感じた方が多いかと思います。
そこで、身を守るために必要なのが制震装置「αダンパーExⅡ」です。
耐震+制震で繰り返し起きる地震に負けない住まい作りを
住まいの地震対策の方法には建築基準法で義務化されている耐震の他に、制震と免震があります。
免震は上記のような大地震に対し効果大で、建物に揺れをほとんど伝えません。
しかし、設置には大規模な工事となり、コストも約250~400万ほどかかるためなかなか一般住宅には取り入れが難しいのが現状です。
※耐震・制震・免震の違いの詳細記事はこちら
制震は、免震に比べると効果は少ないですが、かなり割安で設置を行うことができ、施工会社から注目を集めています。
耐震工法に制震をプラスした住宅を標準で取り扱う施工会社も増えてきました。
耐震にプラスし、免震よりお手軽にできる制震。
中でも弊社地震対策本部.comの制震装置「αダンパーExⅡ」は、上記のような大地震だけでなく、小さな揺れや台風などの地震以外の揺れにも効率よく働き揺れを吸収します。
※制震ダンパーの種類の比較はこちら
耐震住宅に制震装置をプラスし、建物の強さをアップ!大切な財産と家族の命をお守りします。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。