地震が来て真っ先に取る行動は?事前対策と初期対応が明暗を分けます
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地震対策は防災グッズを用意したら終わりではありません
大地震にそなえて対策を!と叫ばれて久しいですが具体的にどのような対策をされていますか?
日本はいわずと知れた地震大国なので、そうした言葉は聞き流してしまっている方も多いのではないでしょうか。
地震対策をしている方でも、「防災グッズを用意してあるから大丈夫」と安心していませんか?もちろん防災グッズの用意も大地震、災害時に備えて必ずやっておきたい大切な事です。
※防災グッズの詳細記事についてはこちら
しかし、防災グッズはあくまでも地震が収まり、その後の生活に備えるのが主な目的です。
今回はその前の段階、事前の対策といざ揺れたときの初期対応についてご紹介いたします。
大きく4つに分けて紹介していますので、ぜひご一読ください。
家族でシミュレーションを忘れずに行って下さい
2011年の東日本大震災の津波被害の教訓からも、自分の身は自分で守るということの大切さが言われています。
防災グッズの他、自宅の最寄りの避難所を確認しておくのも重要なことの一つです。
家族一緒に避難所へ行けるとは限らないので、お子さん一人でもたどり着けるようきちんと避難所への道を覚えさせて下さい。
必ず周りを見渡してください!
そのとき、同時に倒れそうな自動販売機やブロック塀があったら決して近づかないよう教えておきましょう。
2018年の大阪北部地震の際、地震発生時に登校途中だった小学生が崩れてきたブロック塀の下敷きになり、亡くなってしまうといった大変痛ましいことがおきてしまいました。
そのような事態を防ぐためにも、倒れやすい物には近づかない、歩いているときに地震がきてそのようなものが近くにあったらすぐに離れる。
この2つを自分にもお子さんにも言い聞かせて下さい
こうして事前に確認、対策をしておくだけで、いざという時に慌てず行動できます。
大地震がきてパニックの中、避難所へ行きたくても「どこへ行けばいいの」「どうやって行けばいいの」となっては遅いのです。
グラグラ揺れが来た!真っ先に取るべき行動は?
まず、グラグラと揺れを感じたら身の安全を守る、とくに頭を守るのが最優先です。
ドアや窓を開ける、火を止めるなどは揺れが収まり動けるようになったら行って下さい。
「揺れを感じたらまずは火の始末を」と言われていた時期もあり、そうしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、今のガスは基本的に震度5以上の揺れを感じると自動でガスが止まる仕組みになっています。
無理に火を止めようとするとやけどをする危険があるため、まずは身の安全を守ることだけを考えて下さい。
お子さんがいる場合は、いかに冷静に対処するかがカギになります
お子さんが一緒にいるときは、冷静になり声をたくさんかけて安心させて下さい。
お子さんが別の部屋にいるときは、名前を呼ばず、大声で「机の下に隠れて!」などと具体的に指示をしてください。
名前を呼んでしまうと親のもとへ移動しようとしてしまい、途中でけがをしてしまう可能性があるからです。
揺れが収まったら、お子さんのもとへ行ってあげて下さい。
地震に強い家にすることが一番大切です
あなたの家は大地震がおきた時、タンスや食器棚、本棚は倒れない仕組みになっていますか?お子さんの部屋はどうですか?寝室はどうですか?棚が倒れてドアが塞がれてしまったり、寝ているときに倒れてきてけがをしないように、棚の固定は忘れずに行いましょう。
※家庭でできる地震対策の詳細記事はこちら
そして、いくら家具をしっかりと固定しても家そのものが地震で大破、倒壊してしまっては何の意味もありません。
命の危険もあります。日々の生活と安心を守るはずの家が凶器になるなどあってはならない事です。
大事なのは、大地震後も安心して身を任せることができる住まいです。
基本の耐震性能にプラスの地震対策として注目を集めているのが、制震という技術です。
制震装置は「αダンパーExⅡ」
制震とは地震のエネルギーを、建物内部に取り付けた制震装置が吸収する仕組みです。
中でも地震対策本部.comの制震装置「αダンパーExⅡ」は、小型のオイルダンパーで新築にもリフォームにも施工できる取り扱いやすさ、大地震だけでなく小さな揺れも吸収するのが特徴です。
耐震で建物を固めて揺れに耐える造りにするのは基本であり、法律でも決められていることです。
しかし、耐震工法は文字通り「揺れに耐える」というものなので、建物に揺れがダイレクトに伝わってしまいます。
いずれ揺れに耐えきれなくなると、基礎部分が壊れ、建物の倒壊につながってしまいます。
耐震で建物をしっかりと固め、制震装置でエネルギーの逃げ場を作り、建物へのダメージを抑えます。
制震装置「αダンパーExⅡ」が、あなたと大切な家族、財産をお守りします。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。