「地震発生時の正しい行動」とは?ケース別、生存率を高める行動について解説
「地震発生時の正しい行動を確認したい」
急な地震の発生に備えて、このように思う方は多いものです。
地震発生時の行動によってご自身やご家族が生存し、ケガを避けられる確率は高まります。
また、事前に必要な対策を検討することでさらに安全性を高められますので、地震が発生する前の今こそ取るべき事前の対策についても解説します。
・地震発生時に取るべき正しい行動が分かります。
・地震発生前に取っておくべき対策が分かります。
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目次
地震発生時の正しい行動『すぐに取るべき』
地震が発生した場合に、すぐに取るべき行動は次の3つです。
自分と周囲の人の身を守る
>参考リンク:福島県 地震から身を守るために(安全確保行動)
1つ目は、自分と周囲の人の安全を確保することです。
震度5を超える大きな地震が発生した際、多くの人は動くことができません。
このため揺れが激しくなる前、小さな揺れを感じた瞬間に机の下など安全な場所に身を寄せることが大切です。
>関連コラム:地震発生時にやってはいけないこと9選│正しい行動・やるべきことも解説
慌てて移動せず冷静になる
2つ目は、慌てて行動をせず冷静になることです。
地震が発生すると「すぐに外に出なければ」と慌ててしまいがちですが、割れたガラスでケガをしたり、倒れてきた塀などの下敷きになるなど、ケガをする結果になる可能性があります。
揺れが収まってからもすぐには動かず、身の回りの安全を確認することが大切です。
脱出経路を確保する
3つ目は、脱出経路を確保することです。
一度目の地震で自宅が倒壊しない場合でも、2度、3度と余震が続いた場合に自宅が倒壊する危険性があります。
揺れによってドアが傾いて外に避難できない、こうした事態を避けるために外に通じるドアを開けるなどの対策が必要です。
こうした事態を避けるには、地震の揺れを軽減する「制震ダンパー」の利用がおすすめです。
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地震発生時の正しい行動『揺れが収まってから』
続いて、揺れが収まってからするべき地震対策を紹介します。
ガスの元栓を閉める
地震の発生後、ガスを使用している場合はガスの元栓を閉めましょう。
揺れによってガス管が破損していたり、接続部分が外れた状態になっているとガス漏れが発生することがあります。
>関連コラム:地震が起きたとき住宅のガスはどうなる?私たちがすべきことと復旧まで
電気のブレーカーを切る
電気のブレーカーを切ることも大切です。
地震の発生後、停電になって自宅の照明や暖房などに通電していない場合でも、電気の復旧後に通電し発熱、揺れによって倒れた家具などから発火する危険性があります。
通電火災による二次被害を避けるために、ブレーカーを切ることをおすすめします。
>関連コラム:地震で気を付けたい「二次災害」全8つ|対策もあわせてわかりやすく解説
津波や洪水などの危険性がある場合は速やかに避難
二次火災の発生に対して対策を取ったうえで、津波や洪水などの危険性がある場合は速やかに避難しましょう。
たとえば30年以内に80%の確率で発生すると言われる南海トラフ巨大地震では、静岡県において最短2分で津波が到達すると予測されています。
ハザードマップを確認して、津波や洪水の発生する範囲を確認しましょう。
地震発生時の正しい行動『安全な場所に移動してから』
続いて、高台など安全を確保できてから検討するべき行動を紹介します。
インターネットやラジオを利用して情報収集
地震の発生後は、インターネットやラジオによる情報収集は欠かせません。
- 自治体のホームページやSNSなどによるリアルタイムの情報収集
- 避難所の場所や食料の配給などの情報確認
- 電気・ガス・水道といったライフラインの復旧情報
こうした情報を確認できます。
>参考リンク:内閣府 災害時におけるインターネット上の偽・誤情報について
ただし、SNSなどを利用した情報収集は、デマ情報が含まれている場合がありますので、情報発信源を確認するなど対策を検討する必要があります。
家族や親戚などの安全を確認
ご自身の安全の確保後は、家族や親戚など、つながりの深い方への連絡や安全確保を検討しましょう。
地震の発生時、多くの人が通信することで回線が混雑(輻輳)し、安否確認ができない場合があります。
次のような対策を取って、身近な人の安全確認、および自宅での再会を果たしましょう。
- データ通信を利用する通話アプリを使う
- 災害用伝言ダイヤル・伝言板を使う
- 00000JAPANを利用する
- 復旧するまで使用を控える
>関連コラム:「地震が起きた。家族に電話が繋がらない。」原因と対策を解説します
地震発生時の正しい行動『屋外にいる場合』
続いて、地震発生時に屋外にいる場合の行動について紹介します。
極端な混雑を避ける
地震の発生後は、駅などの交通機関に人が集中しますが、将棋倒しになるなどケガをする危険性があります。
特に子ども連れの場合や高齢者など、急な動きへの追従が難しい場合は、人混みを避けて移動するか、混雑が解消するまでの間待機することもおすすめです。
徒歩で移動する
地震発生後は、自家用車などで避難しがちですが、転倒した電柱には阻まれたり渋滞に巻き込まれる危険性が高まります。
また、救急車や消防車の移動を妨げる原因にもなりますので、徒歩での移動が基本となります。
日常的な行動範囲のハザードマップを確認し、被災時に広い道路を通り避難できるよう対策することも重要です。
ブロック塀などの近くを避ける
地震発生時に屋外にいる場合、ブロック塀や石垣、自販機など崩壊・転倒する危険性のある構造物などの近くを避けることも重要です。
はじめの揺れで転倒していない場合でも、余震によって転倒する危険性もあり、巻き込まれるとケガや命の危険を伴います。
>関連コラム:地震による建物倒壊を予防する【あなたの家のブロック塀は大丈夫?】
広場や安全なビルに移動する
地震発生時に屋外にいる場合、建物からの落下物や電柱の転倒などを避けなければいけません。
揺れたとき建物の近くなどにいる場合は、転倒の危険を避けられる公園や広場に移動することをおすすめします。
周囲に公園や広場がない場合は、新しいビルに移動しましょう。
築浅のビルは耐震性が高く、また制震装置や免震装置を導入している場合もありますので、屋外にいるより安全です。
東京都では耐震診断済みのビルが表記されている場合もありますので、事前に確認することもおすすめです。
地震発生前に検討『事前の備え』
地震発生時に正しい行動を取るために、事前の備えをすることも重要です。
靴・スマホ・軍手や非常用持ち出し袋を手元に置いておく
就寝時は、靴やスマートフォン、軍手や非常用の持ち出し袋などを手元に置いておくことが重要です。
地震の揺れで起きたとき、手の届く範囲にこうした安全な場所への移動や避難に使用するグッズがなければ迅速に避難できません。
また、停電時にスマートフォンや懐中電灯がなければ、足元の割れたガラスなどによってケガをする危険もあります。
>関連コラム:寝室の地震対策8選│就寝中に地震に遭遇した場合の対処法も紹介
地震、津波や洪水などの被災範囲の確認する
地震や津波、洪水といった各種災害による被災範囲を確認することも重要です。
ハザードマップとして公表されている情報を確認することで、お住まいの地域でどの範囲が被災するのか確認でき、どの方向に逃げればよいのか、また津波が到達するまでどの程度の時間があるのか確認できます。
住宅の耐震化・制震装置の設置、家具の転倒対策を検討する
住宅の耐震化や制震装置の設置、家具の転倒対策も重要です。
紹介した様々な対策や行動も、自宅の倒壊や家具の下敷きになっては意味がありません。
地震が発生する前に、十分な耐震性を持つ住まいになるよう対策を取りましょう。
L字金具など、家具を天井や壁に留め置く製品の利用もおすすめです。
自宅が倒壊、大規模な損壊を免れれば、被災後の暮らしを自宅で送ることができますし、何よりご自身と家族の安全を守ることができます。
中でも「制震」は効果が高く、既存の住まいにも設置でき費用も抑えられることからおすすめの地震対策です。
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まとめ│発生前・発生時セットで地震対策を
「地震発生時の正しい行動について教えてください」
こうした疑問にお答えしました。
地震発生時に取るべき行動は複数あり、取るべき対策はお住まいの地域や地震発生時の状況によって変わります。
しかし、中でも建物の倒壊や家具の転倒といった命の危険やケガのリスクを遠ざける対策を取ることが重要です。
大切なあなたの家族を守りたい ―KEEP YOUR SMILE―

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