地震でパニックになる!3つの原因と7つの対策を解説│恐怖症は住まいで解決する
「小さな地震でもパニックになってしまう」
「テレビで地震や津波の映像を見ると震えが止まらない」
このように、地震への恐怖から起こるパニック症状に悩む方もいるでしょう。
本記事では、地震でパニックになる原因と対策を解説します。
地震に対する恐怖を完全に消すことは難しいものですが、軽減できる対策だけでも検討しましょう。
・地震でパニックになる場合の原因が分かる。
・地震によるパニックを抑えるための具体的な方法が分かる。
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地震でパニックになる(地震恐怖症)とは?
そもそも地震でパニックになる(地震恐怖症)とは、どのような症状なのでしょうか。
地震でパニックになる(地震恐怖症)は、一定の状況になった場合に、動悸や心拍数の増加、発汗やからだの震えといった症状が起き、強い恐怖感を感じるものです。
具体的に、どのような場面・要因で症状が起きやすいのか紹介します。
>関連コラム:【地震が怖くなくなる5つの方法】そもそもどうして地震が怖いのか原因から解説!
地震が発生したときパニックになる
地震が原因でパニックが起きる1つ目の状況は、実際に地震が発生したときです。
大きな揺れに遭遇して、家具が倒れたり物が飛んだりといった状況に遭遇した場合、身体の危険を感じるのは当然のことです。
また、一度大きな地震に遭遇すると、小さな地震であっても「大きな地震につながるのでは」「大地震の予兆ではないか」と不安が膨れ上がる場合もあります。
>関連コラム:【地震に前兆はあるの?】予知・迷信は正しい?私たちにできる5つの対策とは?
地震の映像を見たときパニックになる
地震によってパニック症状が起こる2つ目の要因は、地震の映像を見ることです。
過去に地震の被害に遭遇した場合や、実際に地震に遭遇していない場合でも、テレビで映像や音声を繰り返し見たり、被災者の映像を見ることで不安を感じてしまう場合があります。
ニュースの被災映像やインタビューの映像をご自身の環境と重ねて、自分ごととして共感する場合も、心理的な不安につながることがあります。
地震について漠然とした不安・恐れを抱いている
地震に対して漠然とした不安を感じている場合も、地震が発生した際にパニックが起こる原因となります。
万が一地震に遭遇したとき、どのような対策が必要で、実際に自宅で対策を取れていれば不安は軽減されるでしょう。
>参考リンク:アイリックコーポレーション 防災についてのアンケート調査
住んでいる家や地域について聞いたアンケート結果を見ると、住んでいる場所の安全性について「分からない」と答えた人の割合は25.4%と、4人に1人の割合でした。
「安全」「どちらかといえば安全」と答えた人の中にも、理由を聞くと「なんとなく」と答えた方もいるように、実はお住まいの地域が安全なのか危険なのか、分からない方も多いようです。
住まいの耐震性が不足していることが分かった場合、耐震補強など具体的な地震対策を検討することが可能になります。
複数ある耐震性を高める方法の中で、費用を抑えつつ複数回発生する地震に対応できる方法は「制震ダンパー」の設置です。
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地震でパニックになる!7つの対策を紹介
地震によるパニックを抑えるために、どうすればよいのか具体的な対策を紹介します。
- 『休養』ストレスや緊張感を軽減する
- 『医療機関の受診』専門家の目で心身の状態を確認
- 『耐震』倒壊・損傷の危険性を減らせる
- 『制震・免震』地震の揺れが軽減される
- 『知識』地震に対する知識を学ぶ
- 『二次被害対策』太陽光や蓄電池などの保護
- 『シミュレーション』事前に地震時のことを想定
『休養』ストレスや緊張感を軽減する
1つ目の対策は、休養を取ることです。
ストレスや緊張が続いている環境下で地震に遭遇すれば、不安はさらに高まり、パニック症状を起こす恐れがあります。
休養を取って心身の疲れを落とすことで、心理的なストレスを減らしましょう。
なお、休養中もテレビやスマートフォンの利用には気をつけましょう。
テレビで地震や津波の映像を見たり、SNSで被災者のコメントを見ることで不安が高まる可能性があります。
『医療機関の受診』専門家の目で心身の状態を確認
2つ目の対策は、医療機関を受診することです。
長期間にわたって心理的な不安を抱えている場合、専門家の目で心身の状態を確認する必要があるケースもあります。
>参考リンク:厚生労働省 東北地方太平洋沖地震に関連した不眠・睡眠問題への対処
東日本大震災に遭遇した方の中には、急激なストレスの増加で睡眠障害を抱えるケースもあるようです。
多くは2か月以内で自然治癒する一方で、一部の方は慢性化し数年単位で不眠の悩みを抱えるケースも。
素人判断を下してしまうと、地震によるパニックが長期化する恐れもありますので、専門医に相談する手段があることを認識しましょう。
『耐震』倒壊・損傷の危険性を減らせる
3つ目の対策は、大きな地震に遭遇しても自宅が倒壊することのないように耐震対策を施すことです。
>参考リンク:内閣府 防災に関する世論調査(平成29年11月調査)
平成29年に行われた防災に関する世論調査によると、「大地震が起こった場合に心配なこと」として、最も回答が多かったものは「建物の倒壊」で、7割を超える方が倒壊についての不安を抱えている結果となりました。
つまり、建物が倒壊する確率を下げることができれば不安を軽減できる可能性があるということです。
新築であれば耐震等級1(震度6・7クラスの地震でも倒壊しない)が建築基準法上、最低限期待できますし、耐震等級2・3を取得すればより地震に強い住まいにできます。
>関連コラム:【耐震等級とは?】耐震等級を高くすることで得られるメリット・デメリット
また、既設の建物であっても耐震診断を受けた上で耐震補強を行うことで、現行の基準と同程度~耐震等級3相当へ強化することも可能です。
>関連コラム:耐震補強ってどのような対策なの?|制震ダンパーをプラスして効果をアップさせよう
『制震・免震』地震の揺れが軽減される
耐震と同時に導入を勧められるのは、制震や免震といった技術です。
制震は地震の揺れを吸収するダンパーを設置するもので、免震は建物に揺れが伝わり難くする免震装置を入れるものです。
どちらも発生した地震の揺れを抑える技術ですので、揺れに対する不安を大幅に軽減できる可能性があります。
耐震とは異なり揺れを抑えますので、室内の家具が倒れる、物が飛ぶといった現象へも対策可能です。
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『知識』地震に対する知識を学ぶ
地震への不安を抑えるためには、地震に対する正しい知識を身につけることも重要です。
本記事で紹介したアンケートのように、地震に対して、またお住まいの地域の揺れ方に対して正しい知識を持つ方は少ないもの。
>関連コラム:地震の震度とマグニチュードの違いとは?地震の基礎知識を知っておこう
お住まいのエリアで想定される最大震度はどの程度か、さらに地震後の津波や土砂崩れの危険性はあるのか、建物の耐震性はどの程度か、こうした知識をつければ過剰に地震に対して不安を抱く必要はなくなります。
『二次被害対策』地震後の火災を防ぐ
地震や津波と同時に対策しておきたいことは、二次被害の発生への対策です。
地震発生後は、建物の倒壊や暖房器具の転倒などを原因として、地震火災が発生する危険性があります。
地震火災を防ぐための情報も公表されていますので、ご自身の住まいが地震火災の発生原因とならないよう対策を取りましょう。
また、延焼被害を受けないよう、住まいの耐火性を高める対策も効果的です。
>関連コラム:地震で気を付けたい「二次災害」全8つ|対策もあわせてわかりやすく解説
『シミュレーション』事前に地震時のことを想定
いざ地震に遭遇した場合にパニックを起こさないようにするためには、地震時のことを想定してシミュレーションすることも大切です。
自宅・会社・子どもの学校など、日常生活の範囲内で地震に遭遇した場合の行動を考えることで、漠然とした不安を解消して万が一のときの行動につながります。
地震に遭遇した場合に備えて、備蓄や非常セットを準備するといった適切な対策にもつながります。
>関連コラム:「防災リテラシー」って?地震に関する知識を高めて万が一に備えよう
まとめ│地震に対する不安を工夫で解消
「地震に遭遇したときパニックになる」
「地震の映像を見ると不安が強くなる」
こうした方に向けて、地震によるパニックや不安を取り除く方法を紹介しました。
地震の映像や音声を聞いて不安を感じる方は、どうして不安を感じるのか、原因を深堀りすることをおすすめします。
また、お住まいの地域では地震に関連してどういった被害が予想されるのか、どのような対策を取ればよいのか具体的な行動に落とし込んでパニック・不安に備えましょう。
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