地震で亀裂が!壁紙・石膏ボード、柱や基礎に亀裂が入る4つの原因と6つの対策を紹介
地震によって、壁紙や漆喰、石膏ボード、場合によっては基礎や柱に亀裂が生じることがあります。
亀裂を見ると「もう一度地震が来たらどうしよう」「見た目が悪いから修復したい」
「亀裂が入らないようにする対策は」こうした様々な疑問が生まれるのではないでしょうか。
そこで本記事では、地震によってどういった箇所に亀裂が入りやすいのか確認した上で、どうして亀裂が入るのか、どうすれば亀裂が入らないようになるのか対策も解説します。
自宅やアパートなど、不動産を所有している方は、大きな地震が起きる前に対策を立てましょう。
・地震が起きたとき、亀裂が生じやすい箇所が分かります。
・地震で建物に亀裂が入る原因が分かります。
・地震による建物の亀裂を避けるための対策が分かります。
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目次
地震によって建物で亀裂が入る可能性のある場所
地震が発生した場合、建物の中で亀裂が入りやすい場所があります。
どこに注目すれば亀裂を確認できるのか、はじめに紹介します。
壁紙・漆喰など住宅の「内装」
最も亀裂に気がつきやすいのは、壁紙や漆喰といった内装部分です。
特に内装の下地となる石膏ボードの目地(継ぎ目)部分は地震による振動で動くことがあり、亀裂が発生することが多くなります。
壁紙・漆喰などの下地である「石膏ボード」
壁紙や漆喰などを施工する下地となる石膏ボードにも亀裂が生じます。
石膏ボードは硬いように思えますが、地震の揺れなど衝撃を受けるとひび割れ・欠けが発生することがあります。
石膏ボードに亀裂が入っている場合は、内装材にも浮き・ヒビなどの変状が見られるでしょう。
建物を外から見る「外壁」
地震のあと、建物を外から見ると外壁に亀裂が見られる場合もあります。
特に家のカドの部分や窓のまわりなど、地震の揺れ・力が集中しやすい場所に亀裂が入ることが多いでしょう。
建物の構造部分である「柱・梁」
地震によって建物を支える柱や梁といった構造部分に亀裂が入ることもあります。
木材は元々乾燥・収縮によって亀裂が入ることもありますので、亀裂がただちに危険なのかは専門家による検証を行わなければ分かりません。
建物を支える「基礎」
建物全体を支える基礎部分に亀裂が発生するケースも多く見られます。
こちらも外壁と同様に、建物のカドや通風口周辺など、揺れによる力が集中しやすい箇所で亀裂の発生が多くなります。
地震後に所有する自宅やアパートに亀裂などの被害がないか、確認する際はこうした視点で建物を見てみましょう。
地震で各所に亀裂が入ってしまう原因は?
地震が起きたとき、建物に亀裂が入る原因は何なのでしょうか。
亀裂を防ぐ対策を検討する前に、原因を確認しましょう。
地震で建物が揺れて引張・圧縮の力が働くから
地震が発生すると、住宅やアパートなどの建物には横方向・縦方向の揺れが生じます。
建物の基礎や柱、梁といった建物を支える構造部分に揺れの力が加わり、構造部分を引っ張る力や圧縮する力が働くこととなり、建物に数ミリ~数センチの変状が生じて亀裂が発生します。
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地震の力を受けやすい家の形をしている
揺れの力が増えやすかったり、一部分に力が集中するような建物であれば、亀裂は大きくなります。
たとえば、L型の建物であれば揺れの力がカド部分や末端部分に集中するでしょう。
また、建物がオーバーハング(テラス部分が建物から飛び出している建物)している場合など、特殊な形状の建物も亀裂が大きくなる危険性が高まります。
経年劣化で各所が老朽化していた
建物の老朽化も亀裂が大きくなる一因です。
木造住宅の場合、シロアリや木材腐朽菌の働きで木材が傷んでいる場合、地震の揺れによって痛みのある部分を中心に亀裂が入り、場合によっては破断することもあるでしょう。
建物の基礎に埋め込まれている鉄筋が腐食してサビている場合なども、地震によって基礎部分の亀裂につながる可能性があります。
建物の地盤が不同沈下を起こしている
基礎を支える地盤が不同沈下を起こす場合も、建物に亀裂が入る要因になります。
地震が発生したとき、軟弱な地盤の上に建物がある場合、地盤の片側はそのままに片側が沈下する、不同沈下を起こすことがあります。
建物全体がねじれる形になりますので、建物の各部に亀裂が生じる可能性があります。
地震による建物への亀裂。6つの対策
こうした原因で発生する建物の亀裂。
防ぐためには、以下6つの対策の導入を検討しましょう。
地震に強いシンプルな家の形にする
1つ目の対策は、地震に強いとされるシンプルな形の家を建てることです。
たとえば正方形に近い形であれば、地震で揺れが生じたとき、建物に均一に力が加わりますので、亀裂が発生する可能性を下げられます。
また、ほかにも以下の対策が効果的です。
- 平屋など建物の高さを抑えた形にする
- 二階建ての場合はシンプルな総二階に
- ガルバリウム鋼板など軽量な屋根材を選択する
- 窓や玄関ドアなど開口部をバランスよく配置する
- 吹き抜けなど1・2階のバランスが崩れる間取りを避ける
亀裂に強い塗装・クロスなどを選択する
2つ目の対策は、亀裂に強い仕上材を使用することです。
内装・外壁に使用する仕上材には、硬質で亀裂が入りやすいものと、伸縮性が高く亀裂が入りにくいものとがあります。
たとえば塗装の場合は弾性塗料やウレタン塗料といった仕上げ材を、クロスの場合は下地の変位に追従する耐クラック製品の選択が効果的です。
耐震性を高めて強固な構造にする
3つ目は、建物自体の耐震性を高めることです。
大きな地震を受けても、基礎と柱、柱と梁といった構造部分を強固に結びつければ、揺れを受けても動かずに亀裂が入ることも防いでくれます。
具体的には、住宅性能表示制度で規定される耐震等級3の取得が代表的です。
耐震等級3の住まいは、耐震等級1と比較して1.5倍の耐震性を持つとされます。こうした強固な構造にすることで、建物の倒壊に加えて損傷も防ぐことができます。
>関連コラム 【耐震等級とは?】耐震等級を高くすることで得られるメリット・デメリット
制震・免震で建物に加わる揺れを軽減する
>制震ダンパー施工事例(株式会社三宝工務店様・S様邸・新築工事)
4つ目は、制震・免震技術を利用して、建物に加わる揺れを軽減することです。
制震は制震ダンパーを建物の構造部に設置して、地震による揺れを吸収、軽減する装置です。
免震は建物と基礎の間に免震装置を設置し、建物に揺れが伝わらないようにする装置です。
耐震は何度も地震が発生した際に徐々に変位量が大きくなる弱点がありますが、制震・免震は何度も発生する地震に対しても揺れの軽減効果を発揮し続けます。
耐震+制震、耐震+免震など、デメリットを補完する使い方も効果的です。
制震であれば、複数回発生する地震に対しても効果を発揮し、費用を抑えつつリフォームでの施工も可能です。
バランスのよい地震・揺れ・亀裂対策を求めている方は「制震ダンパー」を検討してみましょう。
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不同沈下を避けるため地盤補強する
5つ目は、不同沈下を避けるべく適切な地盤補強を施すことです。
建物の地盤は地盤調査で状態を確認でき、地震への耐力や基礎地盤までの深さによって適切な対策を比較・検討できます。
地盤に合った工法で補強して、地震によって建物が傾く事態を避けましょう。
>関連コラム 『不同沈下・不等沈下とは?』発生する原因と問題、3つの対策も解説
地震保険で修繕費用を受け取る
6つ目は、地震保険を利用して修繕費用を受け取ることです。
建物の亀裂の程度によっては、地震保険から保険金を受け取ることができます。
たとえば一部損の被害の場合、保険金額の5%を受け取れますので、保険金1,000万円の契約であれば50万円の保険金が出ます。
保険金を利用して、地震によって生じた亀裂を修復してもよいでしょう。
>関連コラム 【地震保険はいらない・必要ない】は本当?どうして?どっちにするべきか判断基準も紹介
まとめ│自宅・アパートの亀裂を事前の対策で避ける
地震によって自宅やアパートに亀裂が生じる原因や対策について解説しました。
壁紙や外壁、基礎といった箇所に亀裂が見つかると不安になります。大きな地震によって生じたものなら不安はさらに大きくなるでしょう。
紹介した方法を利用して、事前の対策で地震によって亀裂が入る事態を避けることはできますので、地震に対する不安を抱えている方は具体的な対策を検討してみましょう。
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